MENU
  1. TOP
  2. One Team
  3. ものづくりの現場から
世界への迅速な製品提供の舞台裏

One Team

ものづくりの現場から

世界への迅速な製品提供の舞台裏

  • 生産管理

お客様の希望納期に応えるためには、いかに早く効率よく工場が稼働できるようにするかが肝要です。それを実現する各部門の連携による「柔軟な対応力」は、住友電工の強みの1つ。私たち生産管理部門は、工場側の窓口として、受注から出荷に至るまでの様々な確認と調整を行い、チーム力の最大化を支えています。進化しつづける住友電工のものづくりの現場には、たくさんの人の想いと工夫があふれています。

世界中のお客様へ迅速に製品をお届けするために! 工場側の窓口として、受注から出荷に至るまでのあらゆる調整を行う

希望納期に応える柔軟な対応のための調整役

世界中のお客様へ迅速に製品をお届けするために! 工場側の窓口として、受注から出荷に至るまでのあらゆる調整を行う

住友電工の融着接続機は、日本をはじめ80を超える国々のお客様からご注文いただいています。売上の9割を海外市場が占めていながらも日本の茅ヶ崎工場だけで生産することにこだわっているのは、独自技術のつまった高度な精密機器の品質を守るためです。その中で私たち生産管理部門は、生産計画、製品や部材の在庫管理、工場をはじめ受注・生産・出荷にかかわるあらゆる部門との調整を的確に行い、世界中のお客様へ迅速に製品をお届けできるようにするという使命を担っています。

生産計画においては、需要予測に基づいて大枠でプランを立て、日々の動きを見ながら関係者と話し合って随時調整しています。融着接続機本体にも様々な品種がありますが、アクセサリ類も数多く扱っているので、設計の組み合わせや品種のバランスを考慮して生産し先見性を持った在庫補充に努めています。しかし、それで十分ではありません。営業部門から受注の情報が入るとすぐに在庫確認に向かい、足りなければ生産投入の依頼をします。でもその前に、生産に必要な部材がすべて揃っているかまできちんと確認することが欠かせません。もし途中で何か足りないものが出てきてしまったら、工場の手を止めてしまうことになります。なので、どんなに急ぎの話であっても事前確認は入念に行い、足りない部材は調達部門に手配依頼をしてその納品予定まで確認をとってから工場との調整を行います。お客様の希望納期に応えるためには、いかに早く効率よく工場が稼働できるようにするかが肝要です。私たちは工場側の窓口として、受注から出荷に至るまでの様々な確認と調整をすることで、お客様のご要望にスムーズにお応えできるように動きつづけています。

生産計画の最適化と、チーム力を最大限に発揮するための舵取り役

生産計画の最適化と、チーム力を最大限に発揮するための舵取り役

各部門の連携による柔軟な対応力は、住友電工の強みの1つだと言えます。大枠の計画を持ちながらも、日々刻々と変わる状況を見ながら関係各所と相談して、製造するものや作業の優先順位を常に最適化し、実行する。生産管理はそのための舵取り役です。特に私が心がけていることは、営業部門から得た情報をそのまま一方的に工場に流すのではなく、情報を整理して、工場の方を混乱させないような伝え方をすること。急な需要増加などで想定していなかった対応が必要になれば、工場の方たちは作業予定を組みなおす必要が出てきますし、当然、精神的にもストレスがかかります。お願いベースにはなりますが、できるだけ「よしやろう」という気持ちになってもらえるよう情報の伝え方を工夫することも、調整の第一歩だと思うのです。

先日も海外のお客様から急な納期の前倒し依頼があり、計画していた生産ペースでは間に合わなかったため、工場の方と密に話し合いながら確認や調整を重ねて、何とか出荷することができたという事案がありました。工場から土曜も稼働させようと提案いただいたり、関係部門の様々な協力がなければ達成できないことだったので、これは本当に住友電工のチーム力の賜物だと実感しました。融着接続機をつくっている製品メカトロニクス部のみなさんは、困難な課題が発生してもいつも前向きに捉えて何とか対応しようと動いてくれます。その中で私にできることは、工場や調達部門に正しい情報を整理して伝え、関係各所と綿密なやりとりをしつづけること。そうして、みんなで一丸となって無事に出荷ができるたびに、このチームに感謝と誇りを感じます。複雑な調整が必要になることも多いですが、私たちはそれをシステム任せにするのではなく「人が考える」ことを大切にしています。お客様に寄り添い、仲間の仕事に敬意を持って、1つの目標に向かって力を合わせる。だから協力に血が通う。それが住友電工のチーム力の強さなのではないかと思います。

常に確実かつスピーディーに対応することで、“One World, Connected.” を支えたい

常に確実かつスピーディーに対応することで、“One World, Connected.” を支えたい

光通信インフラは、人々の暮らしを支えるために世界中で求められています。都心部、山間部、砂漠、豪雪地帯、海上など、地球上のあらゆる場所で融着作業が行われ、厳しい環境下で作業されている方もたくさんいらっしゃいます。そうした現場の声に真摯に耳を傾け、お客様の要望や困りごとを解決する新しい技術の開発や、設計の改良を重ねて、工場へとバトンが渡ってくるのです。それゆえ仕様の変更も多く、新しい製品も次々に出てくるため、生産計画や在庫管理をする身としては本当に大変です。でもそれは、住友電工がお客様の要望に応えるために進化し続けている姿だと思うので、工場側の窓口である私たちも自分たちの役目をしっかりと果たさなければと思っています。
私たち生産管理部門はお客様と直接お話をする機会はありませんが、世界中のお客様の融着作業をサポートしたいという想いは同じです。ご希望の納期までにお届けできるよう臨機応変に細やかな調整を行い、各部門と連携していくことが私たちの最大のミッションだと感じています。常に確実かつスピーディーに対応することで、これからも様々なお客様のご希望にお応えしていきたいと思っています。

プロフィール/敬称略

今田 直代

住友電工オプティフロンティア 株式会社
メカトロニクス部 SCMグループ

Sumitomo Electric Industries Official account

  • Follow us
  • Facebook
  • Youtube
  • Instagram

Our use of cookies

Sumitomo Electric uses cookies, some are necessary for the operation of the website and some are designed to improve your experience.
For more information, click here. Privacy Policy

必要なクッキー; 常にアクティブ

住友電工のウェブサイトを移動し、そのコア機能と拡張機能を使用するために不可欠です。これらのCookieがないと、要求したサービスを提供できません。